海外に送れないモノがあるって知っていますか?💡
実は、何でも海外へ送れるわけではありません。
危険物等の郵送自体が禁止されているもの、国・地域によって制限されているものがあります。
こちらの記事では、海外へ配送できないもの(禁制品)と、その調べ方手順を詳しくご紹介します。
海外へ送れないもの(禁制品)
せっかく送った荷物も、禁制品だと返送されたり、税関で没収されたりすることがあります。
禁制品とは、法律で販売・所有などが禁止されている品物のこと。
以下のものは、関税法で輸出が禁止されています。
- 麻薬、向精神薬、大麻、あへん、けしがら、覚せい剤
- 児童ポルノ
- 特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権、著作隣接権、育成者権を侵害する物品
- 不正競争防止法第2条第1項第1号から第3号まで又は第10号から第12号までに掲げる行為を組成する物品
税関HPより引用
これらは、どこの国へも送ることはできません。
もしもこれらのものを海外に送った場合、関税法等で処罰されます。
ただ、このあたりは常識的に送ることはないですね・・
特に注意しなくても送る人はいないでしょう。
注意したいのは、以下の2種類。
- 国、地域によって送れないもの
- 国際郵便として送れないもの
例えば野菜や、カップラーメン(牛肉)、日本酒。
これらは、送り先の国や地域によって送ることができません。
例えば、スプレー缶、ライター、香水などの航空危険物。
これらは、国際郵便において、郵便物の種類(通常郵便物、小包郵便物、EMS郵便物)、輸送モード(航空便、SAL便、船便)に関わらず送ることができません。
海外へ送れないもの(禁制品)の調べ方
海外に荷物を送る前に、送れないものがないか調べましょう。
郵便局のホームページに詳しい禁制品リストがあります。
主要国の禁制品は以下から確認していただけます。
その他の国も、日本郵便局HPで調べることが可能です。
調べ方手順は以下の通り。
まずは日本郵便禁制品のページをチェック。
調べたい国を入力するか、五十音順で調べてください。
例えばイタリアを調べてみます。
下記のページの青丸のところ、禁制品をクリック。
青丸のところ、国の全送達条件を印刷、をクリック。
すると禁制品の一覧が出てきます。
アメリカ・ヨーロッパ各国などは、細かく禁制品が設けられています。
送る前に必ずチェックしましょう。
とくにオーストラリアなどは、禁制品のルールが細かいようなので注意が必要です❗
例えば、ドライフラワーやポプリなどが禁制品として挙げられています⚠
せっかく送った荷物も、宛先の国や地域の禁制品だと、戻ってきたり、関税で没収されてしまうこともあります。
しっかりと宛先の禁制品をチェックしてから送ることが大切です。
まとめ・海外には送ってはいけないものがある!
海外へ販売する際は、禁制品に気をつけましょう。
特にハーブ系や薬品系などは注意が必要です💡
アンティーク・ビンテージ(古着など)がダメな国もあります。
国によっては、食べ物や野菜の絵が書いてあるダンボールなどもNGです。
ダンボールなどを再利用して送る際には気をつけましょう。
海外発送用のダンボールは、こちらの記事で詳しくご紹介しているので合わせてどうぞ。
また、国際郵便の発送方法には種類があります。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
トラブルなく荷物が届きますように!(╹◡╹)
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